タンゴ日本渡来100年特別講演

タンゴ日本渡来100年特別講演

蛍池の豊中市立会館ルシオーレホールで開催された『タンゴ日本渡来100年特別講演』、大盛況にて終了しました!

アメリカから来日したダンサーが日本で初めてタンゴダンスのデモンストレーションを行ったのが、1914年(大正3年)。2014年現在に至るまで、日本人はどのようにタンゴを理解し、受け入れてきたのか?

西村秀人氏のタンゴと日本の100年にわたる歴史の流れを詳細に解説した講演は、コアなタンゴファンもうならせる貴重な資料と音源も紹介され、非常に興味深い内容でした。ほとんど資料もない時代から手探りでタンゴに取り組んでいった日本人演奏家たち。私たち現代の演奏家もあらためて100年の歴史の重みと人々の思いを感じて、たいへん今後の演奏の励みになりました。

タンゴ日本渡来100年特別講演

第2部の演奏会も短時間ながら過去から現代までのタンゴをお届けしてみなさまに喜んでいただけたかと思います。あらためて節目の年に、関西でこの会を開けたことを本当に喜ばしく思います。日本のタンゴの100年を考察し、次の100年に思いをはせる・・・自分にとっても意義のある一夜でした。西村先生をはじめ、ご協力いただいたみなさまに改めて感謝申し上げます!


【第2部演奏会出演者】

ロベルト・デ・ロサーノ&Mako(歌)

吉岡凜(ピアノ)

星野俊路(バンドネオン)

上堂尚子(クラリネット)

米阪隆広(ギター)